最近インターネット上で話題になっている「4月26日に首都直下地震が起きる」という予言が、多くの人々の不安をあおっています。とある霊能者が「この日には確実に地震が起きる」と断言したことがきっかけで、SNSやまとめサイトなどで広がりを見せています。

しかし、このような予言には科学的根拠がまったく存在しません。ましてや地震という自然現象は、統計的・物理的なメカニズムに基づいて予測されるべきものであり、「霊的直感」だけでは何の裏付けにもなりません。

下記に示す計測画面(上段:富山県、下段:埼玉県)の通り、過去10日間にわたって両地点において前兆波は一切観測されていません(4月14日計測データより)。

私たちが採用している「高島式地震予知」は、日本国内で特許(第6995381号)を取得した独自技術に基づくものであり、観測機器によって地面から室内に伝わる微細な振動を1,000倍以上に増幅し、アコースティック楽器の共振原理を応用して前兆信号を検出します。

この技術の大きな特長は、「破壊核形成信号」と呼ばれる地震発生直前の物理的現象を、地震の15〜45日前という早期にとらえられる点にあります。

具体的には、

  • 太平洋プレート型の大地震:破壊核形成信号の検出から15日以内
  • フィリピン海プレート型の大地震:検出から45日以内

このような明確な時間的相関は、これまでの観測データにより繰り返し実証されています。

そこで今回、話題の「4月26日予言」に関して、当システムでの記録を過去1ヶ月にわたり検証したところ、破壊核形成信号と思われる前兆波は一切観測されていません。

すなわち、私たちの観測技術に基づく限り、「4月26日に地震が発生する」という兆候は皆無であり、この予言には科学的根拠がないことが明らかです。

もちろん、地震の予知は100%の確度を保証するものではありません。しかし、私たちの高島式地震予知は、科学的な観測に基づいた「実証的な予測手法」であり、いわゆるオカルト的な直感予言とは一線を画しています。

不安を煽るような根拠のない予言に惑わされることなく、冷静かつ事実に基づいた防災意識を持ち続けることが、私たちに今求められています。

万が一に備えた準備はもちろん大切ですが、その判断の基礎には、科学と実証の視点を持つことが不可欠です。

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