一生おいしく食べるために~歯磨きのように血圧測定を習慣にする意味

一生おいしく食べるために~歯磨きのように血圧測定を習慣にする意味

私たちは、体調が悪くなってから病院に行くことには慣れています。 熱が出たら病院へ行く。痛みが強くなったら薬をもらう。検査で数値が悪ければ、そこで初めて生活を見直す。 もちろん、医療機関を受診することは大切です。体調に不安があるときは、専門家に相談する必要があります。 ただ、少し考えたいのは、その前の段階です。 病気になってから気づく。食べにくくなってから歯科医院に行く。年に一度の健康診断で、ようやく自分の状態を知る。 本当にそれだけで、日々変わっている体のサインに気づけているのでしょうか。 病気になってから気づく健康管理でいいのか...
最近物忘れが多くないですか?|高血圧と認知症の関係

最近物忘れが多くないですか?|高血圧と認知症の関係

毎日の血圧管理が“脳を守る習慣”になる理由 「最近、物忘れが増えた気がする」「将来、認知症にならないか不安」「健康診断で血圧が高いと言われたけど放置している」 こうした悩みを持つ方は少なくありません。 最近では、高血圧と認知機能低下の関係が、医療分野でも重要なテーマとして扱われるようになっています。 特に、2026年5月に公開されたダイヤモンド・オンライン記事「日本は世界ワーストクラス…高血圧を放置して将来の認知症を招くNG習慣」 では、脳神経内科医の伊藤規絵医師が、...
万年イヤホン利用→「難聴」は突然やってくる ― 高齢者の難聴は認知症の入口?

万年イヤホン利用→「難聴」は突然やってくる ― 高齢者の難聴は認知症の入口?

最近、大音量で音楽を聴いていませんか? 「最近、イヤホンの音量が大きくなっている気がする」「ライブや通勤中、長時間イヤホンを使っている」「片耳だけ聞こえづらい気がする」 そんな小さな違和感を、そのまま放置していませんか? 実は近年、最近では、若い世代でも「突発性難聴」や「音響性難聴」が珍しくなくなってきました。さらに高齢者の難聴は、認知症リスクとも深い関係があることが分かってきました。 難聴で特に怖いのは、“一度傷つくと再生が難しい細胞”が耳の中に存在することです。...
高齢化社会のリスクを「予防」で変える。AIを利用した新健康長寿のかたち 後編

高齢化社会のリスクを「予防」で変える。AIを利用した新健康長寿のかたち 後編

前編では、日本の高齢者人口が3,619万人、高齢化率が29.4%に達し、100歳以上の高齢者も増加している現状を踏まえ、健康寿命を延ばすためには、日々のセルフチェックが重要であると整理しました。後編では、その先にある社会課題として「医療費の増加」に焦点を当てます。日本は長寿社会を実現してきましたが、平均寿命が延びる一方で、国民医療費も増え続けています。このまま医療や介護への依存が高まれば、本人、家族、地域、国全体に大きな負担がかかります。...
高齢化社会のリスクを「予防」で変える AIを利用した新健康長寿のかたち 前編

高齢化社会のリスクを「予防」で変える AIを利用した新健康長寿のかたち 前編

日本は、世界でも有数の長寿社会です。 長く生きられることは、本来とても喜ばしいことです。 しかし、長寿社会が進むほど、私たちはもう一つの課題に向き合う必要があります。 それは、「長く生きること」と「健康に自立して生きること」は、必ずしも同じではないという点です。 「日本の高齢化の現状」では、日本の高齢者人口は3,619万人、高齢化率は29.4%と示されています。また、100歳以上の高齢者も増加を続けています。 これは、日本が長寿社会として大きな成果を上げてきた証拠です。...
スポーツジムの血圧測定は意味がない?放置される健康データの活用法

スポーツジムの血圧測定は意味がない?放置される健康データの活用法

ジムにある血圧計は「使われていないデータ装置」 多くのスポーツジムやフィットネスクラブには血圧測定器が設置されています。 しかし実態を見ると、 ・その場で数値を見るだけ・紙に手書きで記録するだけ・継続的に管理されない という状態がほとんどです。 つまり、血圧は「測って終わり」のデータになっています。 一方で、体組成計(BMI測定装置)は、 ・プリンターで結果を出力・アプリ連携・履歴管理 といった仕組みが整っています。 ここに大きな矛盾があります。 本来、 ・BMI → 長期的な体型変化・血圧 → 日々の体調変化 を見る指標です。...