2025年7月15日未明、茨城県北部を震源とするM4.8の地震が発生しました。「また地震か…」と思った方も多いのではないでしょうか。2025年は元日からの能登半島地震を皮切りに、各地で不安定な地殻変動が続いています。そんな中、7月15日に茨城県北部で発生したM4.8の地震。その前日に“あるシグナル”が捉えられていたことをご存じですか?震源の深さは約60km、さいたま市南部では震度2を観測。首都圏の住民の間でも一時的にSNSが騒然となりました。

この地震に先立ち、7月14日14時29分、高島式地震予知装置が「前兆波」を捉えていました。高感度センサーと音響増幅構造を組み合わせたこの“高島式地震予知システム”によって取得された信号は、極めて特徴的であり、翌日の地震発生を見事に“事前検知”していました。

観測された前兆波の詳細(2025年7月14日)

  • 観測時刻: 14時29分
  • 持続時間: 56秒
  • 周波数: 11.8Hz、10.2Hz
  • 最大振幅: 46mVp-p

この前兆波は、翌7月15日に発生した茨城県北部M4.8の地震(震源から観測点(埼玉県南部鈴谷)までの距離:約126km)に対応していたと解析されています。

特筆すべきは、首都圏・埼玉南部鈴谷(当社観測拠点)でも震度2の揺れを記録したことです。高島式地震予知は単に揺れの有無ではなく、「破壊核形成信号」という通常の地震波とは異なる微細振動を検知する技術により、地震発生の1日前に予兆をキャッチしました。

「前兆波」とは何か?

「前兆波」とは、地震の“本震”が発生する前に、岩盤の破壊核が形成される際に放出される微細な振動です。通常の地震波とはまったく異なり、地中深くで起きる岩盤の破壊“前”に発せられる微弱な振動です。これは通常の地震計では捉えられないほど微弱ですが、当社Vitalセンサー技術と音響構造を備えた高島式システムでは、こうした“目に見えない兆候”を確実に捉えることができるのです。

  • 医療機器レベルの高感度センサー(特許取得済み)
  • アコースティック楽器の原理を応用した音響共振室
  • 振動を1000倍以上に増幅して解析

従来の気象庁システムでは難しかった「短期的な予測」が可能になり、これまでに300件以上、的中率90%以上の実績を誇ります。

プレート境界と発生タイミングの法則

日本列島は東西で異なるプレートの影響を受けています。

  • 太平洋プレート由来の地震:前兆波検出から約15日以内に発生
  • フィリピン海プレート由来の地震:前兆波検出から約45日以内に発生

今回の茨城県北部の地震は太平洋プレートの活動に起因する可能性が高く、前兆波検出からわずか1日という短期間での発生となりました。

能登半島地震の余震や南海トラフのリスクにも注意

7月現在、能登半島では今年元日に発生したM7.6の地震に端を発する余震が続いており、日本海側でも引き続き警戒が必要です。

一方で、フィリピン海プレートの圧力がかかる南海トラフ地震については「今後30年以内に70〜80%の確率で発生」とされ、すでに東南アジア(ミャンマー、タイ)で連続して発生したM6クラスの地震は、日本列島の地殻にも間接的な影響を与えていると見られています。

地震情報の受け取り方を見直そう

「突然起きる災害」ではなく、「兆候を捉え備える時代」へ。高島式地震予知はその最前線にあります。

五行ドクターでは、健康と防災を一体化した情報提供を進めており、今後も「前兆波」を検知した場合は、リアルタイムに情報発信を行っていきます。

また、現在は埼玉と富山の2地点に設置された観測装置を、今後さらに全国に拡張する計画も進行中です。

結びに:いつもの生活の中で、防災を当たり前に

地震の予知は“完璧”ではありません。しかし、日常生活の中で実践できる備えを始めることは、誰にでもできる確かな第一歩です。

今回のように、わずか56秒の前兆波が、翌日のM4.8地震を教えてくれていたことを、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思います。

地震は“完全に予測できるもの”ではありません。ですが、わたしたちは「備えられる可能性」に目を向けることができます。

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【関連リンク】
👉 高島式地震予知の解説記事一覧:https://liquiddesign.co.jp/category/blog/earthquake/
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