南海トラフ地震や内陸型巨大地震――その名を聞くだけで、多くの人が不安を感じるのではないでしょうか。これらの地震は、過去に日本列島へ甚大な被害をもたらしてきた脅威であり、次の発生がいつ起こるかは予測が難しい状況です。しかし、もし「地震発生の前兆」を事前に知ることができれば、より多くの命を守ることが可能です。

迫りくる巨大地震の脅威に備えて

この課題に挑むため、当社技術顧問の高島は20余年にわたり研究を重ね、高感度Vitalセンサー技術を応用した地震予知センサーを開発しました。このセンサーは、微細な振動や空気圧の変化を感知し、通常では検出できない微弱な信号を増幅して捉えることで、従来にはない高精度な地震予知を実現しています。

的中率90%以上の高島式地震予知センサーの誕生

この革新的なセンサーは、微細な振動や空気圧の変化を1000倍以上に増幅し、地震発生の兆候を的確に捉えることができます。また、地震が起きる前に地中で発生する「破壊核形成信号」というサインを検出することで、これまで難しいとされてきた地震予知を可能にしました。

例えば、宮城県大崎市や埼玉県中央区では地震の15日前に前兆波を検知することに成功。この精度は、2022年から2024年の実績で的中率90%以上を記録しており、国内外で注目を集める技術です。

特許技術の概要: 微振動を増幅して地震を予測

特許第6995381号に基づいたこの技術は、観測部屋全体を共振器として利用し、微振動を1000倍以上に増幅することで、通常では捉えられない信号を検知します。

特徴

  1. 微振動の増幅
    • 観測部屋を共振器として活用し、地震の前兆となる微弱な振動を鮮明に捉える。
    • 通常検出が困難な信号を可視化し、地震の兆候を明確に把握する。
  2. 破壊核形成信号の検出
    • 地震発生前に現れる破壊核形成信号を捉えることで、高い予測精度を実現。
    • 世界初の技術として、日本国内外で注目される。
  3. 実績と応用可能性
    • 2022~2024年の観測で的中率90%以上を達成。
    • 宮城県大崎市、埼玉県中央区で地震発生の15日前に前兆波を検出することに成功。

新技術がもたらす防災革命

この技術は、地域全体の防災力を飛躍的に向上させる可能性を秘めています。

フォッサマグナの影響を考慮した観測

フォッサマグナ(糸魚川-静岡構造線)の西側地域での観測ネットワークを強化することで、巨大地震の前兆波を早期に捉えることが可能になります。

プレートごとの特徴を反映した予測

  • 太平洋プレート:破壊核形成信号検出後15日以内に地震が発生する可能性。
  • フィリピン海プレート:破壊核形成信号検出後45日以内に地震が発生する可能性。

リアルタイム解析による精度向上

観測データをリアルタイムで解析する仕組みを導入し、発生タイミングの精度向上を図ります。

この技術の本質的な価値は、「未来の命を守る」という点にあります。

私たち一人ひとりができること

地震予知技術が進化する一方で、私たち一人ひとりの防災意識も欠かせません。以下の行動を今日から始めることが大切です。

  • 非常用持ち出し袋の準備
    飲料水、食料、懐中電灯、救急セットを用意しましょう。
  • 家の耐震対策
    家具の固定や安全な避難経路の確認を行いましょう。
  • 防災情報の確認
    地域の防災マップを確認し、避難場所を把握しましょう。

高島充 当社技術最高顧問の略歴

高島充氏は、慶應義塾大学工学部電気工学科を卒業後、ソニー株式会社でキャリアを開始しました。その後、医療、福祉、健康器具の分野で長年にわたり研究開発に従事し、数々の革新的な技術を生み出しました。

  • 主要な経歴
    • 1990年  ソニー脈診研究所の研究責任者として東洋医学研究を推進。
    • 1997年  株式会社エム・アイ総合研究所を設立。
    • 2000年  東北大学加齢医学研究所で研究活動を展開し、美容および加齢医学の分野で貢献。
    • 2006年 五行ドクターの血圧測定から未病を見える化するアルゴリズムを研究開発
    • 2014年  株式会社リキッド・デザイン・システムズ 技術最高顧問に就任
    • 2024年 高島式地震予知および血行動態可視化方法を特許化

高島氏の幅広い知識と経験は、地震予知技術の進歩にも大きく寄与しています。

高島式地震予知に興味がある方や、質問等があるかたは下記までご連絡ください。なお、内容によっては回答できないことがある点ご了承ください。

lds.takashima@liquiddesign.co.jp