2025年7月5日、日本で大災害が起こる――。

ある漫画作品をきっかけに、この予言めいた話がSNSで一気に広まり、海外でも日本旅行を控える動きが出始めています。実際、一部の航空会社が香港と日本を結ぶ便の減便を進めるなど、社会的な影響が現実に発生しつつあります。

気象庁はこの噂について「科学的根拠はない」「日時と場所、大きさを特定して地震を予知することは現在の技術では不可能」と正式に否定しました。

しかし、私たち株式会社リキッド・デザイン・システムズは、SNSで拡散されている“予言”とはまったく異なる形で、科学的な地震予知技術を日々積み上げています。

■ 7月に入って的中した地震予知

2025年6月26日に観測した前兆波に基づき、7月4日±5日という期間に地震が発生する可能性が高いと予測していました。

【前兆波の観測データ】

日時:2025年6月26日 13時24分

持続時間:150秒

周波数:12.1Hz、10.0Hz

最大振幅:30mVp-p

【予測内容】

地震発生予想日:7月4日 ± 5日(発生確率80%)

想定震源地:鈴谷より150km以内

想定規模:M4クラス

想定震度:震度1程度

この予測は、2025年7月1日に茨城県南部で発生したM3.5の地震により的中したことが確認されています。

■ 富山県東部で新たな前兆波を観測

続いて、6月30日10時14分、富山県東部・入善で新たな前兆波を検出しました。

【前兆波の観測データ】

日時:2025年6月30日 10時14分

持続時間:72秒

周波数:12.9Hz、11.4Hz

最大振幅:39mVp-p

【予測内容】

地震発生予想日:8月15日までに発生する可能性あり

震源地:フォッサマグナ西側と推定

想定規模:M4〜5クラス

入善地域の揺れ:震度1〜2程度

今回の前兆波は、久々に富山県東部で観測されたものであり、今後の警戒が必要です。

■ SNSのデマよりも、科学的な地震予知に耳を傾けて

「2025年7月5日に大災害が起こる」という噂の出発点は、漫画『私が見た未来 完全版』の一節といわれています。著者本人はその後「7月5日に何かが起きるとは限らない」とコメントを出しましたが、噂はすでにひとり歩きし、YouTubeやSNSで広く拡散しました。

日本国内だけでなく、香港、台湾などアジア各地でも「予言の自己成就」が社会現象として拡大しつつあります。しかし、NASAも気象庁も、科学的にこの噂を否定しています。

私たちが本当に注意を向けるべきは、日常的に発生している日本の“地震”です。

高島式地震予知は、人間には聞こえない地震前兆音(超低周波)を、建物の共振効果を利用して約1000倍に増幅し、特殊なセンサーで捉える特許技術です。この技術により、震源地から半径400km以内、最大45日前の地震発生を予測することが可能です。

現在、埼玉と富山の2拠点で観測を行っていますが、今後は全国に拡大し、リアルタイム解析と即時アラート通知の体制構築を目指しています。

「いつ来るかわからない」時代から、「来る前に知らせる」地震予知へ。

SNSのデマや予言に惑わされず、冷静に、科学的な防災意識を持つことが、あなたとあなたの大切な人を守る第一歩です。

【参考リンク】
▶ 高島式地震予知の詳細記事はこちら:https://liquiddesign.co.jp/category/blog/earthquake/
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